Radikoのグダグダに喝! @ Brandnew-J。
ラジオ放送のネット再送信として大きな話題となった【Radiko.jp】。
まだまだ余裕があるテレビと違って、ラジオというビジネスモデルはすでに崩壊寸前なので、さすがの電波利権の亡者どももネットに活路を見出す決心をしたようだ。
ラジオという特性上、聞けるエリアが限定されることはしょうがない。特にFM波は、真夏のスポラディックEによる異常伝播でも無ければ、電波特性上せいぜい聴取エリアは半径数十キロ程度。都道府県単位で聴取エリアが限定されても性能限界なのだから諦めもつく。
しかしRadikoはネット配信だ。
【エリア絞り込み】ならともかく、インターネットに【エリア制限】という概念を持ち込むのは、ネット無知のバカどもの発想だ。
もしくは巨大なイントラネットを構築した中国共産党の回し者だろう。
RadikoではIPをエリア判定して聴取制限をかける仕組みらしいが、使ってるISPによっては聴取制限エリアでもRadikoが聞けたり、都内なのにエリア外判定されて聞けなかったり、どうにもグダグダ。どうせやるなら中国共産党を見習って徹底的にやったらどうだww。
実際、ど田舎在住のオイラも自宅回線だと【エリア外乙!】で撃沈だが、iPhone の3G回線でsafariからアクセスすれば【エリア:Tokyo Japan】と表示されて聴取可能となる。いや、正確には聴取可能なエリアと判定される。ただし、iPhone はFLASH非対応なので永遠にRadikoは聞けない訳だが。
利権確保の手段にエリア制限を使ってるという、まさにバカの壁。いろいろ調べると、串刺しで都内IPを偽装したり、東京管理のグローバルIPをISPサービスで取得すれば何の問題も無く聴取できるわけ。レガシーなビジネスモデルにしがみついた地方ラジオ局救済のために利用者が大きな不利益を被っているわけだ。
と思ったら新展開。
J-WAVEは以前から本放送とは別に【Brandnew-J】という自前のネット専門ラジオを運営していて、現在ではiPhoneでも【kikeru App】で一部聴取可能となっている。
当初Brandnew-Jは本放送と完全別プログラムだったのだが、リーマン・ショックを期に一部サイマル(本放送と同内容)となり週末は放送休止、そしてこの4月から週末休止は同様ながらほぼすべてのプログラムをサイマル化することになった。
MacではSilverlightテクノロジーで全プログラム聴取可能だったが、iPhoneのkikeru Appで聞けたのは【サイマル放送】部分だけ。iPhone対応は非常に中途半端な状態だったのだが...
プログラム自体がほぼすべてサイマル化されると、自宅ではコンポを聞くのと同じ感覚でJ-WAVEが聞けるようになるし、iPhoneでも携帯ラジオ感覚でJ-WAVEが聞けることになる。
通勤中にTokyo MorningもGroove Lineも聴けちゃうわけだ。
これまで同様、Brandnew-JではCMを流さないのだろうが、土日を除くほぼ全プログラムがサイマルでエリア制限なく聞けるというのは、大人の事情を知る者にとっては驚天動地の大英断。
東京FMもサイマル放送聴取用iPhoneアプリを出してるが、旧態然の利権体制を抜け出せないらしくエリア制限をかけている。
倒産したモバHo!でも、クリアなデジタル放送で全国ほぼどこでも(衛星放送受信可能エリアなら)J-WAVEサイマルは聞けたのだが、やはり衛星放送の宿命か、起動や受信がもっさりして【ラジオの機動性】的には完全にNG。
そもそも衛星波が受信できない室内は完全NGだったわけだから、iPhone アプリならお手軽になるなぁ。不安要素はソフトバンクの脆弱な3G回線網なわけだが…
本当は、休日の土日にやってる、ラジオドーナツとか、TOKYOリミックス族とか、TOKIO HOT 100とかを地元コミュニティFMの編成の影響を受けずに聞きたいわけだが...
まずはRadikoのアンシャンレジームを破壊したJ-WAVEの英断に拍手。
ところで、Brandnew-Jのタイムテーブルを見るとGrooveLineのピストンの相方が変わるみたいだな。秀島史香は金曜夕方の別番組をピンでやるらしい。
話題にはついてけませんw
返信削除そういえば、最近itunesでラジオ聞いてます(今ごろ知った^^;)、80sモノ!
あんなにチャンネルあるとはラ○ホのようですw
iTunesにネットラジオが載ったとき
返信削除聴きまくりました。
80年代モノとかR&Bモノとか。
最近はテレビを見なくなったので
またまたよく聞くようになってます。