2010年3月29日月曜日

触ってみた

鼻息荒い @ Xperia

iPhoneをソフトバンクに持っていかれてファビョってたドコモだが、やっと【大人のおもちゃ】を手に入れた。

それはソニエリのAndroidスマートフォン【Xperia】。

ここんとこ、ドコモは積極的にショッピングセンターなどで販促プロモーションをかけているが、某アウトレットでラルフローレンのポロシャツ大量購入した日、同じ会場でも販促イベントを実施中だったのでXperiaに触ってみた。

第一印象は【けっこう速い】というもの。確かにサクサク動きiPhoneよりハードウェア的性能は高いかもしれない。

もっと自由に触りたかったのだが、販促要員のオネーちゃんがはっきり言ってウザい。聞かれもしないのでiPhone ユーザーとは言ってなかったのだが、普通Xperiaに触りに来た客がiPhoneユーザーか確認しないか?。

ドコモ自身が仮想敵と見ているわけだし、Xperiaに興味を持つゾーンはiPhoneに興味を持っていると考えるのが自然だろう。接客相手の状況によってプレゼン方法を変更しなければならないわけだし。 

実際、このオネーちゃんよりコッチのほうが詳しいので黙っていてもらいたいものだが、けっこうカワイイ娘だったのでウザス!と思いながらも笑顔笑顔で、中身ゼロの言葉のキャッチボールww

肝心のAndroidだが、まぁ美しくない。まずアイコンが美しくない。iPhone は四隅がラウンドした正方形の普通に平面的なアイコンだが、端正というか整然として視認性が高く余計な装飾が無く美しくて機能的だ。

まさに引き算の美学。Appleの真骨頂。

iPhone OSと並べるとAndroidの美しくないアイコンが際立つ。アプリアイコン画面の切り替えを行うフリックの操作も、上下と左右が混在して一貫性に欠ける。

いくつかアプリを触ったが前述の2項だけでノーサンキューというか、全て見切った感じ。道具として手に馴染みそうにない。一事が万事そんな感じだろうと容易に想像がつき、興味がなくなった。

オネーちゃんから【USB端子がついてますメモリカードも使えます】とプレゼンされたが、【あれこれ付いてます】っていう高機能はアドバンテージじゃないんだよ。

家電をはじめとする日本のモノ作りが急速にダメになってる理由はこういう所なんだが。不要な機能で高付加価値と謳う【モノづくり】は破綻したことがまだ分からんかねぇ。

【絞り込まれた機能がどれだけ高性能か?】。iPhoneが成功したのはこの選択と集中に絶妙な解答を見つけたから。

無知なアナリスト連中は、相変わらずiPhoneがマルチタスクでないこととFLASH非対応を攻撃しているが、【できない】のと【やらない】のは違う。Appleの判断は【できるけどやらない】のであって、不要なモノは付けないだけ。

実はWindows PhoneAndroidより化けるんじゃないか?と思ってる。というのはAndroidで当然のように搭載されたマルチタスクを捨てたから。

ハンパな機能をたくさん載せるMicrosoftの企業カルチャーを捨てたかのような、割り切ったシングルタスク仕様。iPhone が売れたポイントを理解した上でのシングルタスク仕様だとすると、Microsoftはタフなライバルになる可能性がある。

ただし、回線のタフさだけはドコモが羨ましい。土管屋はきちんと土管を作ってくれ。

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