2010年2月25日木曜日

モツ鍋やめました

内部でいったい何が… @ ミューズテクス。

Macというか音楽業界で【打ち込みソフト】といえば【Mark Of The Unicorn社のDigital Performer】=【MOTU社のDP】を指す時代が長く続いたが、クローズドな世界を指向したためプロフェッショナルマーケットをProTools奪われ、パーソナルマーケットをAppleに移管されたLOGICに奪われ

DP使ってます】が【業界古いです】と同義語となってしまった今日この頃…DP7のリリースで久々にMOTUの動向が耳に入ってきた矢先に



MOTU社製品の取り扱いが31日よりハイ・リゾリューションへ】のニュースが。

ただでさえDAWの世界は機能的に頭打ちになって閉塞感が漂っているのに、MOTUの社風というか、成り立ちというか、あまりシステマチックな開発体制ではないらしく、ここ数年来はソフト開発に行き詰まっていた感があり、歴史は古くともデファクトを他社に奪われ当然セールス的にも下降線。

若い連中にとってはオーディオインターフェイスのハードウェアメーカと思われているフシすらあった。

で、国内では25年以上にわたりミューズテクスが代理店となり暴利をむさぼっていたわけだがw、映像関連ソリューションで食っていける目処がついて放り出したのか、はたまた他方面にうつつを抜かすミューズテクスをMOTUが見限ったのか、代理店の移管となった模様。

まぁ代理店の移管なんてよくある話なのでユーザー登録さえやっておけば何の問題もないし、アップグレード料金も2諭吉以下に収まるよう値下げされるため、バージョンアップのチャンスではあるのだが...

GarageBandのようなループシーケンサーベースのクリエイティブ環境がデフォになる中で、アップグレードする価値があるのか大いに疑問。

それより、iTunes利用のために必要なオーディオインターフェイスは必須アイテムなのでMOTU ULtraLiteの方が毎日使うツールとして大事なのだが、UltraLite Hybridという最新型はなんと80,000円で販売するとか。

オイラが買った初期型は当時も円高で差益が云々って言ってた頃なのに、米国価格600ドルがミューズテクスマジックで105,000円くらいだったわけで、どんだけボッてたのか?と。

UltraLite Hybridの機能とオーディオの性能の高さならバーゲンプライス。

とはいってもマルチチャンネルでレコーディングするシーンなんてもう無いので、オーディオ再生がメインならApogee ONEあたりの高性能でリーズナブルなUSBオーディオインターフェイスで十分っすなぁ。

サポート体制に不安はあるが販売価格が値下げされた点は大いに評価したい。

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